したない。

ラノベ(たまに漫画)を趣味全開で紹介するよ!!

プロフィール

まやすけ

Author:まやすけ
ボウラー兼へたれシューター

【好み】
・映画監督で言えば内田けんじ監督の作品のような構成
・西尾維新の言い回し。
・大逆転モノ
・かわいいは正義

ただのヲタかと思いきや、
ボウリングで289とか叩き出す。

でもやっぱり基本的には東方厨

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  • ボンクラーズ、ドントクライ

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著者:大樹 連司
イラスト:白味噌
ガガガ文庫


あらすじ

あの頃の僕らは、恋がどんなものかも知らなかったーー。
ネットもケータイもない生活が当たり前だった1999年、とある片田舎の高校。
肇とカントクは、夢だけは大きく「日本の特撮映画を変えること」
だが、映画の撮影準備と称して憧れの特撮ヒーローになりきる「ごっこ遊び」に興じてばかりのボンクラ映画研究部。
そんな「撮らない」映画研究部に、わけありの美少女が飛び込んできてーー。
男子ってやつは……バカで、むき出しで、まっすぐで、最低だけど最高だ!!
誰しもが通り過ぎる、恥ずかしく、苦く、痛々しい青春模様。


感想

なんつーか、痛い・・・

この作品は読んでてすごく辛かったです。
別に文章がおかしい、とか設定が飛びすぎてて……とかではありません。
むしろ設定がリアル俺すぎて直視できなかったです。

と言うのも、主な登場人物は3人
肇(男)映研所属、主人公にして語り部
カントク(男)映研所属。肇の親友。特撮ヒーローオタク
桐香(女)わけありで映研に関わることに。

まぁ通常のラノベであれば三角関係になって云々なんだけどね~。通常は……。

そんなステレオタイプなラノベではなかったのがこの作品。
一言で言うならば、肇は主人公であって主人公ではなかった。
その他大勢代表とも言える主人公、肇。
肇の気持ちをよそにいがみ合いながらも急速に距離が縮まっていくカントクと桐香。
最初から最後まで見ているだけの主人公、肇。肇ェ・・・

僕を含め、学生時代にその他大勢でしかなかった人たちはこれを読むと胃の辺りが痛くなってくるはず。
甘いだけの青春小説を読みたい人には絶対オススメできません。

ラノべにしては異色の作品ですが、面白かったです。
……オススメはしませんが、読む覚悟があればどうぞ。



  • 舞面真面とお面の女

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著者:野崎まど
メディアワークス文庫

あらすじ

工学部の大学院生・舞面真面は、ある年の暮れに叔父の影面からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。
そこで頼まれたこととは、真面の曽祖父であり、財閥の長だった男、舞面被面が残した遺言の解明だった。
従姉妹の水面とともに謎に挑んでいく真面だったが、
不思議な面をつけた少女が現われたことによって調査は思わぬ方向に進み……?


感想

んんん・・・これはこれは。

このブログでは3作目の野崎まど作品。
刊行順としては2作目になります。(アムリタ→これ→死なない生徒→小説家の作り方→パーフェクトフレンド)

野崎まど作品の醍醐味と言えば、登場人物同士の掛け合いの軽妙さなんですが、この作品もそれは健在です。
特に登場する女性陣がそれぞれ味があって良い。
客人の荷物を(運ぶために)虎視眈々と狙うお手伝いの熊さんには、
野球部時代のトンボ争奪戦を思い起こさせる何かがありました。


さて、肝心の中身の方なのですが、、、
お面の女の正体が割と早い段階で予想がついてしまったので、どんでん返し成分は若干低め。
プロローグは賛否両論ですが、僕はありだと思う。

相変わらずカテゴライズの難しい作品ですが、これは推理小説のふりをしたミステリ、かな?

さくさく読める作品だけど、野崎まど入門作では無い感じ。最初に読むなら[映]アムリタからかな。



  • ワールズエンドガールフレンド

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著者:荒川 工
イラスト:くまおり純
ガガガ文庫

あらすじ

こんなにも、懐かしいのは……。

「ねえ、『ここが世界の果てなら』、って。そう考えたらいいと思う」、君の奇抜な提案に、俺はつい言葉に詰まる。
「ねえ、そしたらその先は、誰もが初めて見る景色だから。誰も見たことないならさ、それは自分だけのものじゃない?」
世界の果て、世界の終わり――果てと終わりの向こうには未知が広がる――君はそう言いたいのだろうか。
主人公の少年・慎司。幼なじみの双子の姉妹、まひると真夜。
それぞれに恋心を抱きながら育ち、三人が高校生となったある日、真夜は事故により記憶を失い、
日常はゆるやかに崩壊をはじめる。


感想

・・・・・・なにこれせつない。

わりと早い段階で事の真相は分かってくるんだけど、そんなことはどうでもいい。
そう思う。わりと本気でそう思う。

題材としては既視感を覚える人も多いと思う。
でもそのまま突き進むとは思ってなかったので、良い意味悪い意味、両方で裏切られた気分。

彼女にとってはそれが最善の選択だったのでしょう。
しかし彼にとってそれはとても残酷でせつない選択だった。

これはかなり人を選ぶ作品だと思う。
人によってはハッピーエンドともバッドエンドとも取れる作品。

(フィクションだけど)甘くない現実を突きつける。これライトじゃないかな。
感情移入するとしんどいものがあるので注意して読むといいと思います。


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