したない。

ラノベ(たまに漫画)を趣味全開で紹介するよ!!

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まやすけ

Author:まやすけ
ボウラー兼へたれシューター

【好み】
・映画監督で言えば内田けんじ監督の作品のような構成
・西尾維新の言い回し。
・大逆転モノ
・かわいいは正義

ただのヲタかと思いきや、
ボウリングで289とか叩き出す。

でもやっぱり基本的には東方厨

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著者:野崎まど
メディアワークス文庫

あらすじ

数多一人は超有名劇団『パンドラ』の舞台に立つことを夢見る青年。
ついに入団試験を乗り越え、劇団の一員となった彼だったが、
その矢先に『パンドラ』は、ある人物の出現により解散してしまう。
彼女は静かに言う。「映画に出ませんか?」と。
役者として抜擢された数多は、彼女とたった二人で映画を創るための日々をスタートするが―。
果たして彼女の思惑とは。そして彼女が撮ろうとする映画とは一体…?
全ての謎を秘めたまま、クラッパーボードの音が鳴る。


感想

悪いな、ここじゃ書けない。














この本を読む前に著者の作品は全て読んでおくことを強くお薦めする。

 [映]アムリタ (メディアワークス文庫)
 舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)
 死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)
 小説家の作り方 (メディアワークス文庫)
 パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫)

一冊あたりのページ数は少ないので3日もあれば全て読めると思います。

すべて読む理由は簡単で、すべて「2」につながる伏線だからです。
本1冊まるっと全部

今まで書いてきた野崎作品のレビューは何だったんだろうな。
読者全てが作家 野崎まどの掌の上だったのか・・・

あとから読み返せば至るところにヒントは隠されてたんだけど全く気付けませんでした。

数々の天才を書いてきた野崎まど氏ですが、もはや氏自体が天才なんじゃないかと。
2009年に処女作[映]アムリタが刊行された段階で、この作品を構想してたとしたらそれこそ疑う余地がなくなってしまう。

それぐらい壮大なお話です。



さて、ネタバレ嫌な人は引き返して下さいね。


今作はいたるところに伏線が散りばめられていたわけですが、
野崎作品を読んだことある人は、伏線を探す悪い癖があると思うんです。
でもそんな連中に伏線を全く気付かせない手腕はさすがだなと思いました。

本物の最原最早=御島鋳だってヒントは各所にあったんだな。
 まず最初の一文「頭の中で、クラッパーボードの音が鳴る。」
 この一文で主人公は「何か」を演じているのがわかります。
 この「何か」が分かってしまえば物語は半分ぐらい解けてしまいます。
 ――ではこの何かとは?
 もちろん主人公:数多一人自身を演じています。
 では演じている人は誰?・・・野崎作品で男性の俳優って誰がいましたっけ? あの人ですよね。
 野崎作品を網羅した人なら、ここまで分かればあとは芋づる式に答えが分かってくるはずです。


パーフェクトフレンドとは何だったのか・・・
結末の印象がガラッと変わってしまった。

全てがつながった瞬間は鳥肌が立ちました。
うん、鳥肌が立つなんてちんけな言葉じゃ語れません。

あと数行で読み終わるのに、わかった瞬間にもう一度頭から読み直したい衝動に駆られる!!
こんな作品は他にはないんじゃないでしょうか。
あったら教えて欲しい。

そして読んだ人と結末を語り合いたい!!

そんな作品です。

野崎まど作品を全部読んだ人にオススメします。




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